電源ボタンが効かないという症状は、本体側のボタンではなく電源ボタンケーブルの内部断線が原因のことがあります。今回のAQUOS sense8(SHG11)はまさにその事例で、この機種ではよくある症状です。ケーブルを交換しなくても、断線部分をジャンパー線でつなぐことで、部品そのものを修理して復旧させました。
症状・お預かり時の状態
| 機種 | AQUOS sense8(SHG11) |
| 症状 | 電源ボタンが効かない。 |
| 経緯 | 自然故障 |
初期診断:まず何を測るか
電源ボタンが効かない場合は、ボタンの操作を受け付けるケーブル側の不具合が疑われます。そこで、電源ボタンケーブルの導通をテスターで確認しました。
- 電源ボタンケーブルを取り外します。
- テスターでケーブルの導通を確認し、ケーブル内部で断線していることを確認します。
処置内容
原因は、電源ボタンケーブルの内部断線でした。ケーブルを交換するのではなく、断線している部分を修復する方針で作業しました。
- 導通確認で断線が見つかった部分を特定します。
- 断線部分をジャンパー線でつなぎます。

結果・動作確認項目
断線部分をつないだ後、本体を動かして画面が表示されることを確認しました。ケーブルの交換なしで、元の部品のまま修理できています。
- 画面表示:本体を動かして画面が表示されることを確認

ご提案
電源ボタンが効かない症状は、ケーブルの断線であれば部品を交換しなくても修復できる場合があります。今回のAQUOS sense8(SHG11)のようにこの機種でよくある症状であれば、断線部分をつなぐことで部品そのものを修理できます。
想定される依頼シーンとしては、①電源ボタンが効かず、ケーブルの不具合が疑われる端末、②ケーブルの在庫や入手が難しく、部品交換での対応が進まない端末、の2つが挙げられます。
診断のみのご依頼にも対応しており、当店ではiPhoneやAndroidのスマートフォンから、iPad・タブレット、Switch・PS5などのゲーム機、ノートPCまで幅広い機種の基板修理に対応しております。基板修理を1社にまとめてご依頼いただけますので、窓口の手間も減らせます。
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