2026/10/20

iPad Air 3(A2153)電源不良|メイン電源のショートはよくある故障!コンデンサ除去で復旧

「電源が入らない」という症状は、原因の候補が多く、どこから手を付けるか迷いやすいものです。今回は、電源が入らないiPad Air 3について、基板側の診断からご依頼をいただきました。原因はメイン電源のショートで、よくあるパターンの一つです。サクッと流れをご紹介します。

症状・お預かり時の状態

機種iPad Air 3
症状電源が入らない。
経緯故障に至った経緯は不明で、基板側の診断からのご依頼

初期診断:まず何を測るか

まずは通常の手順どおり、電源まわりから順に確認していきました。

  1. バッテリーのコネクタを外し、DC安定化電源をつないで電流の流れ方を確認
  2. テスターでメイン電源ラインの抵抗値を確認し、ショートの有無を判断
  3. 通電時の発熱を確認し、ショートしている箇所を特定

処置内容

診断で特定した箇所に対して、次の処置を行いました。

  1. メイン電源ラインでショートしていたコンデンサを除去
  2. 新品のコンデンサは実装せず、除去のみで対応

結果・動作確認項目

電源が入ったのを確認できたときは、肩の力がすっと抜けました。ショート解消後、以下の項目を確認しました。

  • 電源の起動
  • 画面表示とタッチ操作
  • 充電の認識
  • 発熱と消費電流の推移

ご提案

今回のような電源不良につながるショートは、この機種に限らず見られることの多い故障です。電流・抵抗値・発熱を順に確認する通常の手順で、原因箇所を切り分けられる場合があります。

想定される依頼シーンとしては、①電源が入らず、基板側のショートが疑われるiPad・タブレット、②原因の切り分けとして、基板の診断を先に進めたい端末の2つが挙げられます。

診断のみのご依頼にも対応しており、当店ではiPhoneやAndroidのスマートフォンから、iPad・タブレット、Switch・PS5などのゲーム機、ノートPCまで幅広い機種の基板修理に対応しております。機種ごとに依頼先を分けることなく、基板修理の窓口を1社にまとめていただけます。

修理のご相談や料金はホームページでご確認いただけます。お問い合わせは公式サイトの問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ。

「まずこの基板を見てもらえるか聞きたい」という段階でもかまいません。症状や基板の写真を添えて、LINEからそのままご相談いただけます。

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