画面が緑になったり、映らなくなったりする表示不良は、原因の切り分けが悩ましい症状です。今回は、約2週間前に当店で電源不良を修理したiPhone 13 miniに表示不良が出た事例で、前回のショート箇所のすぐ隣にあった画面表示ICを交換したことで改善しました。
症状・お預かり時の状態
| 機種 | iPhone 13 mini |
| 症状 | 画面が緑になったり、映らなくなったりする。 |
| 経緯 | 約2週間前に当店で電源不良を修理した端末 |
前回の電源不良の修理では、ショート箇所が画面表示ICの隣にありました。
初期診断:まず何を測るか
- 画面が緑になる、映らなくなるという表示不良の症状を確認しました。
- 前回の修理履歴を確認し、電源不良の際のショート箇所が画面表示ICの隣だった点に着目しました。
- 前回のショートの影響が隣の画面表示ICに及んだのかもしれないと考え、画面表示IC周辺に目星をつけました。
処置内容
画面表示IC自体の故障を疑い、交換して様子を見ることにしました。
- 画面表示ICを交換しました。

結果・動作確認項目
- 画面が正常に表示された
- 画面が緑になる、映らなくなる症状が改善した
交換後に症状が改善したことで、結果として画面表示IC自体の故障だったと判断しました。改善したときは、前回の修理箇所のすぐ隣だっただけに、推測が当たってほっとしました。

ご提案
今回の事例のように、過去に修理した箇所の隣にある部品に影響が及び、後から別の症状として現れる可能性があります。また、画面が緑になる・映らない症状の原因が、画面パネルではなく画面表示IC側にあるケースもあります。
想定される依頼シーンとしては、①画面が緑になる・映らなくなるなど、画面側に原因が見当たらない表示不良の端末、②電源不良など別の基板修理を行った後に別の症状が出てきた端末の2つが挙げられます。
診断のみのご依頼にも対応しており、当店ではiPhoneやAndroidのスマートフォンから、iPad・タブレット、Switch・PS5などのゲーム機、ノートPCまで幅広い機種の基板修理に対応しております。機種ごとに依頼先を分けずに、基板修理の窓口を1社にまとめることもできます。
