2026/10/21

Nintendo Switch 2 充電不良|充電ICを疑うも電力が届いていなかった!供給元のPMIC交換で復旧

充電ケーブルを挿しても充電されない症状は、端子やケーブルなど外から見える部分に異常がない場合、原因の見当をつけにくい故障です。今回はNintendo Switch 2の充電不良の事例です。当店にとって初めての故障パターンでしたが、測定による原因の切り分けを進め、供給元であるPMIC(電源管理IC)にたどり着いて改善しました。

症状・お預かり時の状態

機種Nintendo Switch 2
症状充電ケーブルを挿しても充電されない。
経緯気づいたら充電できなくなっていた自然故障

気づいたら充電できなくなっていた、という自然故障でのお預かりです。

初期診断:まず何を測るか

まずは充電にかかわる回路のうち、疑わしい箇所から順に確認しました。

  1. 初代Switchの充電不良でよく見られる充電コントローラICの不具合を最初に疑いました。
  2. テスターで充電コントローラICまわりの電圧と導通を測定したところ、このICに電力が供給されていないことがわかりました。
  3. そこで、充電コントローラICへ電力を送る供給元であるPMICに目を向けました。

処置内容

診断結果をもとに、次の流れで処置を行いました。

  1. 測定の結果から、充電できない原因はおそらくPMICにあると考えられました。
  2. 基板上のPMICを交換しました。
  3. 交換後、起動と充電の動作確認に進みました。

結果・動作確認項目

交換後、充電不良は改善し、以下の項目を確認しました。当店でも初めて見る故障パターンだっただけに、充電中の表示を確認できたときは確かな手応えを感じました。

  • 起動してホーム画面が表示された
  • 充電中の表示(充電マーク)が確認できた

ご提案

今回の事例では、初代Switchで多い充電コントローラICの不具合を疑って測定したところ、そのIC自体に電力が来ておらず、供給元であるPMIC側に原因があると考えられました。充電不良では、充電まわりのICだけでなく、そこへ電力を送る側の確認が必要になる場合があり、ICへの電力供給の有無は原因を切り分ける手がかりの一つになります。

想定される依頼シーンとしては、①充電ケーブルを挿しても反応のないSwitch 2、②充電まわりの部品を交換しても改善しなかった端末の2つが挙げられます。

診断のみのご依頼にも対応しており、当店ではiPhoneやAndroidのスマートフォンから、iPad・タブレット、Switch・PS5などのゲーム機、ノートPCまで幅広い機種の基板修理に対応しております。機種ごとに依頼先を分ける必要がなく、基板修理の窓口を当店1社にまとめていただけます。

修理のご相談や料金はホームページでご確認いただけます。お問い合わせは公式サイトの問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ。

「まずこの基板を見てもらえるか聞きたい」という段階でもかまいません。症状や基板の写真を添えて、LINEからそのままご相談いただけます。

知識修理店 LINE公式アカウントの友だち追加用QRコード スマートフォンで読み取り
友だち追加 タップでLINEが開きます